今冬は厳寒になると予報言うあーあため息の出て暗くなり


　　　　　　寂しさは誰の心もあることと思いつそれも吾には我儘

　　　
　　　　　　なんまいだみ仏さまに手を会わせ亡義祖母を浮かべつ秋のひと日よ


　　　　　　電車にて出会いし人はご主人の愚痴いっぱいに話され降りぬ


　　　　　　友の愛あの友この友頂きて日々穏やかに幸を多く生きむ


　　　　　　一仕事終えて老いには嬉しくて心は満足良き一日なる


　　　　　　秋の日や稚児の行列練り歩く抱かれ眠る子澄ます子ありて


　　　　　　親祖父母稚児の行列嬉しげに秋の日のなか華やかに行く


　　　　　　華やかな稚児行列を眺めつつ皆の喜び伝う秋晴れ


　　　　　　遠き日に吾もやく稚児をしたことを思い出し稚児行列眺む



　　　　この間　お寺での親鸞聖人７５０回忌御遠忌法要にお参りし、その折の短歌を詠みました
　　　　台風も去り秋晴れのいい日となり、とても嬉しいほのぼのとした稚児行列親子さん祖父母
　　　　さん方の子や孫を大事に喜んで参加されていいなあーと思う一日でした。盛大なる御遠忌
　　　　法要でお参り出来て幸せでした。


　　　　「なんまんだ　なんまんだ　なんまんだぶつ　」いつも嫁ぎ先のお祖母さんはつぶやいておられ
　　　　知らぬ間に今は私がおばあさんになっていました。
　　　　　そして　知らぬ間にお祖母さんのように「なんまんだぶ　なんまんだぶ　なんまいだぶつ」
　　　　とどこでもいつでもつぶやいています。知らぬ間に亡きお祖母さんが心を育てて下さっていたね
　　　　　そう思うのです。心とは自分だけで育てているのではなくて、あらゆること、あらゆる人から
　　　　育てていただけるのです。

　　　　　　　ありがたき有り難き哉この世かなひとりと思わず楽しみ生きむ原來是一群飛燕正從天邊飛過
我大約是感受不到了
緣分
好好珍惜眼前人